【カミトレドリル88】ブリーチオンカラーまとめ②
💬サロン現場で使える!ブリーチ前のカウンセリングトーク集
■【1】希望を聞いた後の“現実とのすり合わせ”
お客様の声:
「インスタで見たみたいな透明感のあるベージュにしたいんです」
返しの一例:
「なるほど、すごく素敵なカラーですよね✨
ただ、今の髪に残っている色や状態によっては、同じような透明感が出にくいこともあります。
ブリーチを使えば近づけられますが、少しずつ段階を踏む形になるかもしれませんが、それでもよろしいですか?」
■【2】残留色素がある時の説明
髪の状態を見て:
「以前のカラーの色素がまだ残っていて、ちょっと赤みが出やすい状態です。
このままブリーチをすると、理想のくすんだベージュにはなりにくいかもしれません。
一度、土台を整えてからブリーチするのがベストです!」
■【3】ダメージが強い時にNOを伝える時
お客様の髪が弱っているとき:
「正直にお伝えすると、今の状態でブリーチをすると髪の体力が持たない可能性があります。
キレイに仕上がったとしても、すぐ色が抜けたり、手触りが悪くなったりしてしまうんです…。
なので、まずは髪のケアを優先して、ブリーチはもう少し整ってからにしませんか?」
■【4】“NO”をお客様に納得してもらう伝え方
希望が難しいとき:
「ご希望のイメージはすごく素敵なので、できる限り近づけたいと思っているんですが…
今の髪の状態や履歴を考えると、今ブリーチをするのはあまりおすすめできません。
でも、お客様に似合う範囲で、別のご提案をさせていただいてもいいですか?」
→「やりません」ではなく、**「別の方法で似合う形を考えます」**と伝えることで納得されやすくなります。
■【5】ブリーチ後の色落ちについて説明する時
カラー後の印象を共有:
「ブリーチをすると、透明感は出るんですが…色が落ちるのはすごく早いんです。
2〜3週間で“あれ?金髪っぽくなってきた…”と感じる方も多いです。
なので、最初のカラーで仕上がりだけでなく、色落ち後の印象まで考えてご提案しますね。」
■【6】レベルスケールを使った現実の共有
色の明るさの確認時:
「このくらいまで明るくできますが、ここまでになるとかなり黄色みが強くなります。
もう少し自然な仕上がりが良ければ、このくらい(例:13〜14レベル)がキレイに見えると思いますが、どうでしょうか?」
→ **「数字だけでなく、色味のイメージを伝える」**のがコツです!
✨まとめ:大人世代のお客様には、“本音で丁寧に”が信頼に
無理にYESを言うよりも、
プロとして誠実に伝えた方が、結果的に信頼が深まります。
「正直に言ってくれてありがとう」
「そんなに考えてくれてたんだね」
そう思っていただける接客が、次の予約につながるはずです。

















