ホームカラーを失敗したお客様の『黒く沈んだ毛先』の直し方
自粛期間中にホームカラーで白髪染めをして、毛先が黒くなってしまったお客様のカラーを明るくしようとして、
「ライトナーを使っても明るくならなかった・・」
そうお困りになったことはありませんか?
毛先の黒くなってしまった髪色は『脱染剤』で直ります!
カンタンに直せますのでぜひ知っておいて欲しいポイントを解説します。
ぜひ最後までご覧くださいね。
ライトナーでは明るくならない理由
どうしてライトナーでは明るくならないか?というと、ライトナーでは残留ティントを取れないから!です。
「でも普通、明るくなるじゃん!」
そう思いませんか?
それは、残留ティントが少ないファッションカラーをしているお客様の場合のみのコト。
事実、黒染めした髪はライトナーでは明るくなりませんよね。
なので残留ティントをとって明るくしたい場合は、必ず脱染剤かブリーチが必要です。
脱染剤が便利なポイント
便利なポイントは、失敗が少ないから!
ブリーチと違うところが重要。
ブリーチは脱色・脱染の両方に作用するのでメラニンも壊して明るくするのに対して、脱染剤は脱色しません。
もちろん、かなりガンコな残留ティントの場合はブリーチが必要です。
(ホームカラーの真っ黒な白髪染めなどはブリーチでもなかなか取れませんよね)
ですが一般的なカラーの範囲で毛先が黒くなっている場合は、脱染剤でOK!しかもダメージも少なく安心!
ボクが愛用しているのは、Hoyu アプリエグロウCRクリーム&パウダー。
写真のお客様にも毛先だけ脱染(OX4%)後、通常のワンメイクで仕上げています。
こんな時にベンリ!
- 毛先が沈んだ
- 全体が予想より暗くなった
- ホームカラーで黒い部分だけ明るくしたい
- 白髪染めのお客様の全体トーンアップ
用途は様々です。
いつも黒い白髪染めをしているお客様を明るくしたい!と、ポジティブな提案ならすごく効果的。
お客様のカラーを失敗して脱染剤を使っても直すことができます。
でも失敗を直す状況を作らないことが、何より大事!
まとめ
自粛中にセルフで白髪染めをして、毛先が黒くなってしまったお客様には、脱線剤で直せます。
色々なメーカーから師品が出ていますが、パウダー状のタイプだと仕上がりの手触りがごわつきやすいのでご注意くださいね。
お客様の理想に応えられる、カラー提案をしていきましょう!
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