ジアミンアレルギーのお客様に『明るく白髪を安全に染める』方法
ヘアカラーの繰り返しが原因で、ヘアカラーの染料の「ジアミン」のアレルギーが起こります。
今までのカラーができないと、やりたいカラーができずお困りのお客様へどう対応したらイイか困っていませんか?
ほぼ全てのカラー剤に入っているジアミンですが、アレルギーのお客様にも安全に
- 明るくする
- 白髪を染める
ことが可能です。
しかも新しい商材を入れる必要はなく,あなたのサロンにおいてある薬剤で!
この記事では実際にジアミンアレルギーのお客様に提案している3つのポイントをご紹介します。
① LT・ブリーチで明るくする
ジアミンの入っていない薬剤が必ずあなたのサロンにもあるはずです。
それは、
- ライトナー
- ブリーチ
です。
*メーカーによってライトナーに染料が入っているケースもありますので、必ず確認してくださいね。
明るく白髪を染めたいお客様の場合は、ライトナー・ブリーチを使って明るいベースを作ります。
② 白髪はヘアマニキュアでカバー
ジアミンアレルギーの方に可能な白髪染めとして
- ノンジアミンのアルカリカラー
- 塩基性カラー
- ヘアマニキュア
この3つがあります。
ですがノンジアミンの薬剤で白髪を染めると、染料の関係で赤っぽくるし、塩基性のトリートメントで染まるタイプは染まり具合がイマイチです。
なので色の種類が多く、どのサロンにもあり、白髪をしっかりカバーできるのがヘアマニキュア。
*ボクはミルボンのルドレスを使っています。超塗りやすく色もキレイでオススメです!
ジアミンアレルギーのお客様には、
- LTで全体をリフトアップ
- シャンプー
- ヘアマニキュア
ハイライト等デザインカラーをする場合
この方法が明るく白髪もしっかり染まるのでオススメです。
ですが注意点がひとつ!
この方法を続けていくと『ヘアマニキュアを前回した部分が明るくなりにくい』ケースも出てきます。
その場合は根元のライトナーはオキシを4%。毛先は6%と分けると仕上がりにムラが出にくいです。
③できる限りの安全対策を!
敏感肌で不安のあるお客様には
- カラー前に頭皮の保護オイル
- 頭皮につけずに塗布
万全にしたつもりでもトラブルが起こる事もあります。
お客様にパッチテストや確認をしてからの施術をお願いします。
まとめ
実際にボク自身がお客様に提案している内容を紹介しました。
ですが何より重要なのは「お客様の気持ち』。
アレルギーがあっても安全にヘアカラーのデザインを楽しめることがお客様に伝われば、カラーができない不安を取り除けます。
お客様が困ったときに必要なのは『対策がある!』と美容師が伝えられることではないでしょうか。
この記事で救われる女性が一人でもいたら、何より嬉しいです!
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