境目をどうする!?バレイヤージュ・グラデーションカラーの正しい直し方
ヘアカラーデザインの基本とコツは、
どう境目を美しく馴染ませるか!?
ではないでしょうか。
そう考える理由は
「境目が不自然でイヤだ・・」
と、お困りの女性が実はたくさんいらっしゃるからです!
新規のお客様のBefore・After
境目が目立たなくなったのではないでしょうか!
お客様のアンダーレベルによって
普通に戻すのが難しい状態の髪の女性もいらっしゃいますよね。
「カラーデザインを直すことはあまりないな〜」
と思っているあなたも例えば後輩スタッフの練習を見ていて
「センパイ、カラー失敗しちゃったんですけど
どうすればいいですか・・?」
そう聞かれても、安心して応えられるようにしておきたくはありませんか?
この記事では
デザインカラーの境目を落ち着けて美しく馴染ませる方法
を紹介します!
混在している明度を揃えるコツ
このお客様のカラーの一番難しいポイントは、
11レベルと8レベルが混在していること!
です。
*分けて考えたら毛先はトーンダウンすればいいだけですものね。
[su_box title=”☑︎注意ポイント!” style=”soft” box_color=”#5d8e9b” title_color=”#ffffff”]
- 11レベル部分に合わせると8レベル部分が暗くなる
- 8レベル部分に合わせると11レベル部分が暗くならない!
[/su_box]
混在しているものをまるっと解決する方法はないものか・・
ただ黒くするだけならラクなのに!!
そう不安に思うかもですが、答えは意外とカンタン。
グレイカラーの設定に近いのですが、上記のように薬剤設定を調整します。
*髪質・ダメージ具合によりますが目安として参考にしてくださいね。
疑似メラニンに関しては詳しく書いたこちらの記事をぜひ読んでください!
コツはグレイカラーでなく
ファッションカラーのN5を使うこと。
残留して次回のカラーのジャマにならないように調整します。
お客様はいい感じの髪色にしたいだけ!
基本とコツさえ掴めば境目を目立たなくするコトは難しくありません。
でも!あなたの理解度によって、スタッフ・後輩に教える時の伝わりやすさはガラッと変わってしまいます。
「こんな感じ!」と、表現がざっくりになってしまうとスタッフにざっくりしか伝わりません。
(もちろんお客様にも)
- この薬剤を使う理由
- お客様のご希望
- 仕上がりのゴール設定
モレなくヘアカラーを教えてほしい!
伝わっているかどうかの確認も続けましょう。
何より大事なのは、事情はどうあれお客様は
いい感じの髪色にしたいだけ
ということ。
暗いカラーだから「ムラっぽくてもいいかな」はゼッタイNG!
飲食店で「バレなきゃいいや」って床に落とした食べ物を持ってこられたら、どんな気分になりますか・・
同じですよね。
この記事を読んでくれたあなたの
お客様の気持ちと向き合ったカウンセリング・寄り添ったカラーを提案するきっかけになれたら嬉しいです。
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