【ゼッタイ失敗しないトーンダウン】3レベル以上暗くするならピグメンテーション!
お客様のカラーをいつもより暗めにしたら、
「思った髪色にならなかった・・」
そんな経験はありませんか?
その原因はピグメンテーションをしていないから!
ピグメンテーションをするメリット
- イメージ通り仕上げられる
- スタッフにすぐ教えられる
- サロンのカラーのレベルが上がる
- 売上も自然にあがる
実はカラーの知識にちょっと自信のないあなたへ。
この記事で失敗しない方法を学んで、あなたのサロンのヘアカラーのレベルを上げるきっかけにしてくれたら嬉しいです。
2種類の色を補充する
カラーを3レベル以上トーンダウンする際は
ブラウン(N系)とオレンジ(カッパー系)が必要!
*1〜2レベルのちょっと暗くする場合は必要ナシ
[su_box title=”必要な理由” style=”soft” box_color=”#5d8e9b” title_color=”#ffffff”]
- カラーをイメージ通り発色させるため!
[/su_box]
そうなんです!
3レベル以上暗くする場合は必ずピグメンテーションが必要!
例えば15レベルのブリーチ毛を9レベルのアッシュ系に暗くするイメージをしてみてください。
N系だけで暗くすると、緑っぽくなって自然な仕上がりにはなりません。
- 思ったよりくすんでしまう
- 予想以上にアッシュ系になりやすい
- ムラに染まる
そんな失敗リスクがあります。
自然な仕上がりを狙うなら!プラスもう1色補充しましょう。
仕上がりのイメージ
仕上がりのカラーの色のイメージです。
①は青っぽいアッシュに仕上がる。
②は自然な色になっていると思いませんか?
コレがピグメンテーションの効果!
というのもオレンジ(カッパー系)もアジア人の髪には元々入っている色素。
*「赤みがキライ」と言われる元凶ですね
でも実は自然な髪色に仕上げるならマストな色!
*くすみ感を強めたい場合は必要ありません
[su_box title=”ざっくり言うと・・” style=”soft” box_color=”#5d8e9b” title_color=”#ffffff”]
- なくなっている色素を補充する!
[/su_box]
この薬剤を使えばOK
カッパー系の8レベルを総量の10%混ぜる!
(ウォームブラウンの8レベルでもOK)
*アクセントカラーのオレンジでなくカッパーが◎
13レベル以上のブリーチした髪にはバイオレット6レベルも10%混ぜるとよりキレイに仕上がります。
ダメージがすすんでいる場合は塩基性のバイオレットが◎です。
理由は塩基性はダメージ部分に抱きつく感じで付くから。
ブリーチを繰り返した髪にはアルカリカラーより色が長持ちします。
アルカリカラーに混ぜると色が飛んでしまうモノもあるので注意して下さいね。
もちろんブリーチした髪以外にも効果的です。
上記のようにお客様が「今回は暗い髪色にしたい」ご希望の場合に効果的!
まとめ
3レベル以上暗くする場合は、
必ずカッパー系8レベルを10%混ぜて使う
そうすると
- アッシュ系がくすみすぎない
- ピンク系もオレンジよりにならない
ピグメンテーションはメインの薬剤の発色のサポートに必要不可欠!
例えるとメインの食材ではないけど、
欠かせない調味料。
目立たないけど重要な役割でカラーも長持ち!
あなたのサロンのスタッフが
「イメージした仕上がりにならない!」
そう悩んでいたら、ぜひ教えてあげて下さいね。
スタッフがイメージ通りカラーができたら、お客様の喜びがリピート・売上に変わります。
ぜひサロンのヘアカラーの教育に活用してもらえたら嬉しいです!
⬆︎動画でも解説しています。ぜひご覧ください!⬆︎