「どうですか?」そう聞いて違和感のある間があったら!美容師がとるべきたった1つの行動
- シャンプーのお湯の温度
- 前髪の長さ
- カラーの仕上がり
- 新しい提案をした時
お客様に「どうですか?」と、確認するタイミングは美容室では多いですよね。
確認した時に、ボクが必ずチェックしているポイントがあります。
それは違和感のある「間」があるかないか
この間に気がつけるかどうかで、あなたのサロンのスタッフのレベルがグンと上がります。
アシスタントはシャンプー・カラーの塗布時のお客様の気持ちをキャッチできていますか?
スタイリストはお客様の反応に気が付きながら、見て見ぬ振りをしていませんか?
店長・オーナーは、スタッフの行動の変化に気がついているけど行動できないジレンマがありませんか?
この記事では、お客様の気持ちに対応する唯一のコツを紹介します。
唯一の方法は『聞く』
お客様の返事に違和感のある「間」があったらこう聞いて下さい。
「何か不安なことはありませんか?」
と。
聞く以外の確認方法はありません!
というのも自分の意見をズバッと言える人は少数。
(そういうタイプの人が目立つのが証拠ですね)
言えないタイプのお客様のカバーができるかどうかが重要です!
ブログでは何度か紹介していますが、ココを大事にするのは自身の経験から。
ボク自身のダメカラーリストだった経験からです。
デビューと同時に先輩が辞めるので引き継ぎで売上がグン!と伸びて、新規・フリーのお客様にもどんどん入れる環境は
技術があれば売れる!と
ボクを勘違いさせるには充分すぎる環境でした。
事実、数年後は
- 売上の伸び悩み
- クレームが増える
- サロン内から孤立
お客様・スタッフに聞いて確認せず、自分のことだけを考えていた結果です。
その経験から!
ゼッタイそうならないようしている行動が、1つだけあります。
それは、お客様と話していて『違和感のある間』に気がついたら
自分から確認することです。
・シャンプーのお湯の温度の確認時
もしかしたら、熱いけど言えないのかもしれない
・髪色の仕上がりをどうですか?と確認時
もしかしたら、思ったより暗い・明るいのかもしれない
・前髪の長さを確認時
もう少し切りたいけど悩んでいるのかもしれない・既に切りすぎなのかもしれない
・カラーで頭皮がピリピリしませんか?と確認時
ピリピリするけどガマンしているのかもしれない
しつこく確認する必要はありませんが、お客様のよく言う「大丈夫」は抽象的な言葉。
- OKだから「大丈夫」
- NGだけど「大丈夫」
どちらとも取れますよね。
違和感があったら確認しないとわかりません!
コレはスタッフの朝の挨拶の声のトーンが違うな?と思った時も同じ。
見て見ぬ振りが長引くと、取り返しのつかない結果が必ず待っています。
あなたが見て見ぬふりをするのにも、実は理由があるのではないでしょうか。
まとめ
結論「ん?」と思ったら聞く!
- わからないことはありませんか?
- 長さどうですか?
- 明るさどうですか?
そう聞きましょう!
それがあなたに唯一できる行動です。
それが自然にサロン全体でできるようになったら、
- お客様の安心
- スタッフの安心
- 会社の安心
信頼が上がり数字も必ず上がります。
でも!慣れていない人は、最初は聞くのが怖いかもしれません。
そんな時は、どうして自分がドキドキして不安なのか?
自分の気持ちを確認してみて下さいね。
もしどうしてイイかわからなかったら、ボクに相談して下さい。
チャレンジするあなたを応援しています。
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