【初級編】丁寧なカウンセリングだけが失敗しないヘアカラーのコツ!
初めてお客様・モデルさんでカラーする時にあなたは必ずこう思うはずです。
「なんて聞いたらいいの?」
と。
仮に薬剤知識がバッチリだとしても、その技術を提供する
お客様の希望が分からなければ提案できませんよね。
例えばすごく料理が上手だけど、お客様の好みと違ったらNGなわけです。
ボクは失敗しないヘアカラーには
カウンセリングが全てだと言っていいくらい大事にしています。
*もちろん技術もなんですが・・
こんな不安はありませんか?
- サロンの先輩のカラーのカウンセリングを見てもピンとこない
- カウンセリングで何を聞いていいか分からない
- カウンセリングの聞き方を教わったことがない
- 自分の方法があっているのか不安・・
そこで初級編として、ヘアカラーのカウンセリングで必ず聞きたい3つのステップを紹介します。
聞き方のテンプレートがあると、『聞き忘れ』がなくなり安心。
カラーする美容師はもちろん、カラーされるお客様・モデルさんとの信頼関係が変わります!
失敗しないヘアカラーでもっとお客様に喜んでもらいましょう!
まずはお客様の希望を聞こう
自宅でのトレーニングではイメージが難しいかもしれません。
でもヘアカラーはお客様の希望を叶えるためのもの。
決して美容師本位のモノではないですよね。
なのでぜひ!一日5分のイメージトレーニングをしましょう。
失敗しないヘアカラーの3つのステップは、こんなに細かく確認しなきゃダメ?と、違和感を感じる人もいるかもしれません。
ですが!
- ざっくりな説明がしっくりくるお客様
- とにかく全部説明して欲しいお客様
どちらのお客様にも対応できることが重要。
*デザインカラーの場合はちょっと変わります。今回は全体染めのみの場合です!
<ヘアカラーを決めるstep1>明るさ
最初のステップは明るさをどうするか?
です。
カラーの明るさを専門用語で明度(めいど)と言います。
コレはカンタンではないでしょうか?
「今より明るくしたいですか?」
「今と同じくらいがいいですか?」
「暗くしたいですか?」
ココで重要なのは
「どうしたいですか?」とは聞かないコト。
選択肢がないと選びにくいお客様も実は多いのです。
メニューのないお寿司屋さんで注文するのは、ドキドキしませんか?
それと同じで誰にでも答えやすい質問がお客様からしたら親切なのではないでしょうか。
<ヘアカラーを決めるstep2>色み
2つ目は色の種類をどうするか?
色の種類を専門用語で色相(しきそう)と言います。
- レッド系
- オレンジ系
- ブラウン系
- アッシュ系
- マット系
色のジャンルを確認しましょう。
コレはシンプルですね!
<ヘアカラーを決めるstep3>色の濃さ
3つ目が色の濃さをどうするか?
色の濃さを専門用語で彩度(さいど)とも言います。
色に関しては必ず画像でのイメージ共有が大事!
理由は『アッシュ系』と言われて想像する色は、人それぞれ微妙に違うから!
同じアッシュ系でも色の強さでイメージが変わる!
イメージのズレでお困りのお客様も多いです。
必ず目に見える画像・写真で確認をしましょう!
まとめ
3つのステップで確認したけど仕上がりがうまくいかない場合は、技術不足!
できていないことを明確にリストアップして向き合いましょう。
美容室のヘアカラーは
100%お客様のためのモノ。
ですが慣れてくると確認が少なくなりがちです。
「そんなに確認しなくても任せるから!」
そう言われるくらい向き合って、お客様にお伝えして見ませんか?
最後にお客様と向き合うなら、
- 明るくしたい理由
- 暗くしたい理由
- 色を変えたい理由
ぜひ理由を聞いてみてください。
「実は・・」と、よりお客様の本音に応える具体的なヘアカラーに近づけられるかも。
信頼関係は売上というカタチで数値化されます。
ぜひたくさんの信頼を築いていきましょう!
ボクも応援します!
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