【失敗しないヘアカラー調合比率】明るい髪にキレイに寒色のカラーをするコツ
「うわ・・グリーンぽく、くすみすぎちゃった・・」
写真は他店で失敗されて直しに来てくれた新規のお客様
ここまででなくとも、寒色のカラーをしたお客様の色の入り具合のチェックをして、そんな経験はありませんか?
結論!V(バイオレット)であなたの寒色カラーの失敗が激減します。
アシスタントの前で『くすみすぎて失敗して冷や汗をかきたくない』あなたへ。
カンタンですから大事な比率計算をぜひ覚えてくださいね。
くすみすぎて失敗する理由
それは髪のアンダーレベルに対して、あなたの使ったアッシュが濃すぎるから。
なので11レベル以上のアンダーレベルの髪には、要注意。
というのも髪の赤み(メラニン色素)が少なくなっていて黄色く見えてくる明るさだから。
その部分に透明感を出したいからといってアッシュをガツン!と入れてしまうと・・
グリーンになり失敗します。
なのでその対策としてVを10%プラスしましょう。
赤紫が、アッシュの青を調整してくれるのでイメージ通りのアッシュが仕上がります。
10レベル以下の場合は必要ナシ!
10レベル以下であれば、メラニン色素が多いので心配はありません。
ですが『暗くなりすぎて失敗』というケースも多いですので要注意です。
アッシュが濃く入りすぎてお困りの新規のお客様
あなたが使っている薬剤をしっかり把握しておきましょう。
- 色素がそこまで濃くなく混ぜて使うようなスタンダードの薬剤か?
- くすみやすい(イルミナ・アディクシーなど)高彩度のストロング系の薬剤か?
くすみやすい薬剤であれば、アッシュの量を控えめに。
意外と気がついていない人も多いですよ!
まとめ
11レベル以上のアンダーのお客様にアッシュを使うのであれば、必ずVを10%入れてください。
余程ダメージが進んでいる毛先でなければグリーンになるのを防げます。
10レベル以下なら気にしなくてOK!
失敗してアシスタントやお客様の前で冷や汗をかかないように、ぜひこっそり調整してくださいね。
失敗されて困るのは、あなたでなくお客様ですから・・
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