【初級編】お客様にヘアカラーで髪色を明るくする時の失敗しない3つのコツ
ヘアカラーは実践が命。
ですが!事情があってウィッグ・モデルさんで練習できないケースもありますよね。
この【0から始める髪色トレーニング】のカテゴリーの記事では
ボクのカラーリスト歴18年の知識とスキルを、
- 美容学生
- 新卒の美容師
- カラーが実は苦手!なりたてスタイリスト
- 結婚出産でブランクのある女性美容師
上記の皆さんへ向けて、
カラーを勉強し始め
or
改めて勉強したい
そんな方へ届けていきます!
今日はヘアカラーを明るくすることについて、カラーが苦手なあなたにもわかるよう説明します。
明るくするのはカンタン!
結論から言うと、お客様が希望している明るさの番号の薬剤を使えばOKです。
髪の明るさのイメージ
*実際は20レベルまでありますが、わかりやすくするように13レベルまでの表記にしています。
例えば地毛のカラーしていないお客様が10レベルのアッシュ系をご希望の場合。
アッシュ系10レベルの薬剤を使用します
*薬剤の番号=仕上がりレベル
仕上がりイメージ
コレだけ。このケースはカンタンですね!
ですがサロンワークのほとんどは、カラーして約2ヶ月の
既にカラーしてある髪で
2cmプリンになっている状態の女性
トーンアップよりもトーンダウン(暗くすること)のケースが多いのでこちらの記事で詳しく紹介してます!
お客様の髪質を見極めよう
髪質によって10レベルの薬剤を使っても明るくなりにくい・なりやすい場合があります。
カラー前に『こめかみの髪の色』をチェック!
というのもこめかみの髪は誰でも細い髪で、その人の色素の傾向がわかりやすいからです。
料理に例えると、火が入りにくい食材から調理する・火が入りやすい食材は最後に調理する。
そんな感覚でOKです。
白く囲った部分をチェックしましょう
最初はわかりにくいかもしれませんが10人の色をみると違いが分かるようになります!
注意しておかないとカラーが仕上がったら
- 思ったより明るい
- 思ったより暗くなる
この2点を防ぐリスク対策ですので必ずチェック!
残留ティントには注意!
明るくするのはカンタンなのですが、実は難しいケースが多々あります。
それは、前回のカラーの色素が残っていて明るくなるジャマをするケース!
*残っている色素のコトを残留ティントと言います。ティントは色素の意味
残留ティントがあると明るくなりません。
その場合はブリーチ・脱染剤で一度色素をとる必要があります。
まとめ
髪を明るくする場合は3つ注意しましょう。
- 仕上がりの番号の薬剤を使う
- こめかみの紙の明るさをチェックする!
- 残留ティントに注意!
カラーが苦手な方は、基本とコツを知らないだけです。
一歩づつ、お客様に喜んでもらえるヘアカラーを一緒に勉強していきましょう!
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