透明感のある髪色があなたへ。今すぐできる解決策!
なんとなくいつもよく使うカラー剤が決まっている。自然とルーティーンは決まってきますよね。
でもちょっと発想を変えるだけで
いつものカラーが『イイ感じ』になるとしたらどうでしょうか?
この記事ではカラーがちょっとニガテ・・というあなたへ、よく見る『透明感のある髪色』をカンタンにコントロールするコツをお伝えします!
大事なポイントは『ブラウンを感じる色かどうか?』です。
透明感のある髪色の正体は!?
結論からお伝えするとパッと見で『ブラウンを感じるかどうか』です。
まず!次の写真を見てください。
どちらの写真もアッシュ系のカラーです。違いは
右の写真の方が『ブラウンぽく見えない』のではないでしょうか?
コレがよくいう『透明感の正体』
ブリーチが必要かどうか?が重要ではなく、ブラウンを感じさせないヘアカラーが重要ということです!
いつもの薬剤設定を変えるコツ
カラーがニガテな方へは『Nを多くする』薬剤設定を推奨しています。
理由は色が強くですぎる失敗を防げるからです。ですが今回の場合は・・
薬剤設定で使っている『N』と『色味』の分量を逆にしましょう!
「でもくすみすぎて緑っぽくなりそう・・」そう思いませんか?
そこで大事なのが『バイオレットの6を10%足すこと』です。
バイオレットを使う理由は
- 黄みを消してくすみにくくする
- アッシュが緑っぽくならない
- よりグッと雰囲気がある髪色になる
です。
「V 8でもイイの?」と思うかもですが6レベルのバイオレットがオススメ。
なぜかというと8だと色味が薄いのです。
ある程度の濃さが必要なので6レベルのバイオレットをちょっと入れると◎!
まとめ
『いつもよりイイ感じ』に仕上げるためのコツはブラウンを感じさせない髪色にすること。
コレがよく見る透明感の髪色の正体です。
コツをまとめると・・
- Nと色味の配合を逆にする
- 緑っぽくならないようにV6を10%足す
でも一番大事なのは、美容師がしたい髪色をお客様に押し付けないこと。
透明感のある髪色をお客様全員がしたいわけではありません!
カウンセリングで画像をお見せして「どちらの色が好きか?」をまず確認してください。
確認がないと、例えると自分のオススメ料理をお客様に「コレ美味しいでしょ?」と強引に美味しいと言わせているのと一緒です。
それでは親切の押し売りですので・・必ずカウンセリングでお客様に確認しましょう!
あなたがやりたいカラーをするのでなく、お客様の気持ちに応えられる技術が必要だということ。
難しいデザインや考え方は必要なく、目の前のお客様に喜ばれるヘアカラーができるなら、どれで最高ではないでしょうか。
カラーがニガテな方の参考になれたら嬉しいです!
あなたのお客様がこの記事の情報で、喜んでくれますように。
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