9レベル以上の白髪染めをしたいならグレイカラーを使ってはいけない理由
各メーカーから出ているグレイカラーはすごく便利!
程よいブラウン配合になっているので、カンタンに白髪が染まりますよね。
ですが唯一のデメリットは
『9レベル以上に明るくできないこと』ではないでしょうか。
- もっと明るくしたい
- でも白髪も染めたい
お客様からそんなリクエストがあった時は!
グレイカラーを使ってはいけません。
ファッションカラーで白髪を染めましょう!
ファッションカラーがいい理由
なぜなら薬剤の『ブラウンの濃さ』が違うから!
というのもグレイカラーは白髪を染めるという目的がハッキリしているので、
白髪が染まる濃いブラウンで作られています。
一方、ファッションカラーはブラウンが薄い。
ここを利用します。
色の差のイメージ
ブラウンが薄いので、仕上がりが明るくできるということ。
でもその分白髪の染まりは悪いので・・
ファッションカラーをミックスして白髪を明るく染めるために、目安としてリストにしました。
オレンジ色のラインがしっかり染まる境界線
<『しっかり染まる』定義>
誰がみても白髪がキラキラして見えないコト。
ただお客様によって『気になる感覚』はびっくりするほど違うので、カウンセリングで確認しましょう。
どうしてNなのか!?というと、N系が
- 仕上がりが明るく見える
- 白髪が一番染まりやすい
- どのサロンにもあるから
です。
*リストは目安としてお使いくださいね。
寒色や暖色にする場合の方法
色味の調整はアクセントカラーを使いましょう。
目安は10%〜20%のミックス。
*20%以上になると白髪の染まりが変わってきますので注意!
パターンが明確だと教育がスムーズ。
慣れてきたらカスタムしても全然OK!
でもスタートは同じ考えでないとNGです。なぜなら、
キホンがずれると、サロン内でスタッフごとのスキルにムラがでるからです。
ぜひサロンのベースアップに役立てくださいね。
まとめ
9レベル以上明るく白髪を染めたい場合は、グレイカラーを使ってはいけません!
ファッションカラーを使いましょう。
*髪質によってはグレイカラーでも明るくできます
ですが・・
何より大切なのは、
- グレイカラーを使う
- ファッションカラーを使う
やり方なんて極論どうでもイイんです。
お客様が仕上がりに喜んでくれるコトが正解なのをお忘れなく!
技術に没頭しすぎて肝心なところが抜けないようにしてください。
でも美容師がお客様のオーダーに迷わないコトも大事ですのでこの記事が参考になれば嬉しいです。
ぜひ!チャレンジしてみてくださいね。
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