大人の女性の白髪の悩みは5レベル差のハイライトのOpusLightsが救う!
美容師としてのキャリアが長くなればなるほど、担当するお客様の年齢・悩みも変わります。
そうそれは、白髪問題・・・
というわけで今回の記事では、大人の女性の白髪の悩みに!5レベル差のハイライトのOpusLightsが効く理由
をテーマにお送りします。
コツは5レベル差のハイライト
このやり方を覚えるとあなたは・・
- お客様の白髪ストレスを減らせる
- テクニックが明確だと安心!
- お客様に寄り添う気持ちになれる・・
- デザインとして美容師が白髪も楽しめる!
きっとそう変わります。
内容を一言で言うと
『5レベル差のハイライトを使う』です。
まずハイライトで明るさの差を作り、シャンプー後にワンメイクで仕上げます。
この時に3レベル差以内だと・・仕上がりでハイライトが見えずに消えてしまいます。
ですが抜きすぎてしまうと1ヶ月後に金髪になりすぎる・・・
バランスが何より大事ですね。
お客様にハマる3つのポイント
こう考えるきっかけは、暗い白髪染めに困っている女性があまりにも多いから。
新規のお客様の多くは「明るくしたいと言ってもいつも暗くなる・・」と、お困りです。
全体を明るくする方法も人気がありますが、あまり全体が黄色い明るさになってしまうとNGですよね。
そこで!明る印象にする+白髪をカモフラージュできる効果として、今回の方法がオススメ!
大事なポイントは3つです!
①5レベル差のハイライトを入れる
最初にハイライトを入れてシャンプー後、ワンメイクします。
これは、的確に根元からハイライトを入れるためです。
ハイライトのレベル差早見表
施術に時間のかかるアシスタントの場合、抜けすぎ防止のためLTとブリーチのミックスを推奨します。
例:LT:PW 4:1 など。ブリーチ単品よりも塗りやすくもなります
ボクの場合は時短も考えてPW(ブリーチ)単品が多いです!
*今回写真のお客様で使用したのは表の一番下の青い部分
2プロセスに分けることにより、仕事がスムーズで明確になります。
またアシスタントに仕事を任せる場合も、イメージが伝わりやすくなるはずです。
白浮きしていた既染部の白髪も、目だなくなります
②くすみすぎない薬剤設定
大人の女性のお客様には、20代の女性が好きなくすみが強いグレーっぽい髪色はNG!
理由は、40代以上の女性にくすんが髪色は老けて見せてしまうから。
ややベージュよりを狙う薬剤選定が◎です。
アッシュ系のカラーをよく使う方であれば、10%ピンク系をミックスするとマイルドな色みに変わりますよ。
ボクのお気に入りは、ミルボンのアディクシーの9スモーキートパーズ。
ホイルワーク後にするワンメイクの既染部の薬剤設定は、9レベル以上の薬剤がおすすめ。
8レベル以下だと思ったより
- ハイライトが消えてしまう
- くすみすぎてグレーっぽく緑っぽくなる
失敗の原因になるので注意です!
③お客様の諦め間を裏切る!
「そうは言ってもすぐ目立つでしょ?」そんな諦めムードの女性が多いのも事実です。
ですが今回紹介しているやり方なら、いつもは2週間で気になる白髪が1ヶ月気にならなかったと言うケースもあります。
*気になる度合いは個人差があります
だからこそ!お客様の予想を裏切るカラーをぜひしてください!
それが何より美容室で価値の高いヘアカラーをする。理由と動機ですよね。
まとめ
何がなんでもあなたにお伝えしたいのは
『白髪の悩みを救うのは5レベル差のハイライト』!
誰でもできるホイルワーク!
ボク独自のOpus Lightsのやり方は上記ブログに書いてありますのでぜひ参考にしてください。
この記事を読んでいかがでしたか?
- お客様に具体的なアドバイスができそう
- やり方がわかって安心
- お客様の気持ちがちょっとわかった・・
- 白髪も楽しめる提案ができそう
少しそんな気持ちになれたのではないでしょうか。
「白髪を染めるのが疲れてきちゃった・・」
「なんかいい方法ない?」
そう静かに相談してくれる人もいれば、
「いっそ金髪にしようかしら・・」と、極端な表現で助けの声をあげるお客様もいます。
このお客様皆さんに共通して言えることは
「白髪を気にせずいい感じにしたい」だけ。
でもどうすればいいのか・・その選択肢を、お客様は分からないのです。
この記事の内容が、あなたとお客様のより深い信頼関係のきっかけになれたらと思います。
無理してこの技術を使う必要はなく「こんな選択肢もあるよ!」と、お客様に伝えるだけでも充分。
だって対策がわからないことが、
お客様の感じている不安の一番の原因ですから。
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