ハイライトの失客を減らして笑顔を増やす!いとも簡単に派手ハイライトを直すコツ
40代の大人の女性のお客様が「白髪を目立たなくしたい」と、ご希望されてハイライトを提案した。
アシスタントにカラーを任せて、仕上がったので見に行ったら・・
「表面から太いハイライトがバキッと入っている・・」
正直、誤魔化すしかなかった。
そんな冷や汗をかく経験はありませんか?
最近特に白髪を目立たなくするハイライトが流行っているのもあり、40代以上の女性がハイライトを希望されることは多いです。
でも!お客様は『白髪を目立たなくしたいだけ』であって『派手なラインを入れたい』ご希望ではありません。
ボクが何より譲れないのは、自分もお客様も失敗に気がついているのにスルーすること。
この記事では『美容師もお客様も』悲しい思いをしないためのカラーのコツを、あなたにプレゼントします!
ぜひ最後までご覧くださいね。
とにかくカバーリングがスゴイ!
「表面からハイライトが太く入りすぎた・・」とそんなは、カバーリングを足しましょう。
*もちろんお客様に時間をいただく許可をいただいてくださいね。
実際に他店で失敗されたお客様
カバーリングを入れると・・
もちろん表面以外にもカラーをしていますが、ライン感が目立たなく変わっています。
具体的なやり方は
- バック
- 左サイド
- 右サイド
- バングの表面
4つのポイントにカバーリングを作ります。
POINT!→今回は7レベルのN系の薬剤を使用
カバーリングはハイライトを自然に見せる超大事なポイント。
表面の髪の3mmには絶対にハイライトを入れてはいけません。
(ギャルっぽくラインを強く出したい場合はOK)
ぜひこの方法はサロン内で共有してください!
お客様にまた来てもらうために
何より重要なのはお客様との信頼関係。
写真のお客様も3〜4年通っている美容室に、この失敗でいきにくくなっています・・
カラーを失敗されたお客様の気持ち
- 直して欲しいと言いにくい
- そもそも直るのか不安
- サロンの対応に不満・・
お客様にずっと通っていただくことがサロンにはすごく重要ですよね。
なのにお客様が気を遣って言いにくくて、失客してしまっている・・
コレはあってはいけないことですよね。
お客様の気持ちに気づく!
例えば食事に行って、料理が出てきたら違うものだった。
「コレ頼んだのと違います」というと、店員さんがブスッとした表情で無言で対応した。
気分がいいものではありませんよね。あなたはそのお店にまた行きたいでしょうか。
同じことを無意識にお客様にそうしてしまっている問題・・・
失敗や至らない点があった場合は、お客様と向き合うチャンスです。
ボク自身もお客様の気持ちに気が付けず、お客様を怒らせてしまうコトがありました。
正直凹みます。何年キャリアがあっても同じです。
あってはならないコトですが、その事故が起こったということはあなたの対応の幅を広げるチャンスです。
逃げたい気持ちと向き合いたい気持ち。両方を大事にしてくださいね。
何より一番傷つくのはお客様ですから・・・
まとめ
ハイライトを失敗した場合は、カバーリングを足しましょう。
カラーの失敗のトラブルには、誠実な対応が重要です。
アシスタントの技術不足による失敗であれば、アシスタントにも技術を一緒に見直すチャンスです!
失敗しないホイルワークがあなたのサロンに届いたら、ボクは嬉しい。
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