【ヘアカラーリストの愛用品】効果的なブリーチ剤の探し方
ボクが担当させていただくお客様は30代以上の大人のお客様が多く、全頭ブリーチする方は数人です。
なので主なブリーチの用途は
- ハイライト
- インナーカラー
この2つ。
多くの美容室がそうではないでしょうか?
各メーカーからいろいろなブリーチが発売されているので
「選べない!どこがいいの?」と迷っている方へ。
カラーリスト的ブリーチの効果的な選び方を紹介します。
カラーリストの愛用品
ブリーチを2つ使っています。
①ナプラ アクセスフリー
https://www.napla.co.jp/products/supporting-items/
使いやすい粘性で、コスパがいい商品。極端な特徴がないので、使いやすいです。
②フィヨーレ パウダーブリーチ
https://www.fiole.jp/products/f_bl.html
『早く抜ける』タイプのブリーチ。
コチラもコスパのいい商品。
イタリアでしかない特殊な粉砕機で作られていて超細かいパウダーブリーチ。
ナプラに比べて、粘性が緩い。
*バサっ出すと舞ってむせるので注意!
使い分けを表にしました。
どちらでも全てのサロンワークが可能ですが
重要なのは『仕事の効率化』
髪質・グレイカラー等で明るくなりにくいのがわかっていたら、フィヨーレを使います。
通常のファッションカラーではナプラを使います。
余談ですが、前頭ブリーチをする場合はこの2つを1:1で混ぜて使っています。
理由は2つです。
- 頭皮につけずに塗布しやすい粘性
- 明るくなるスピードの調整
粘性がナプラだけだとやや硬く、フィヨーレだと緩いので好みに合わせて調整しましょう!
選ぶ基準はサロンワークに合うかどうか
あなたのサロンでブリーチを使う機会が少ないのであれば、ナプラだけで十分。
ハイライトやインナーカラーをする際も、ライトナーと混ぜて調整することで失敗を減らせます。
目安がわかると安心です!
派手なカラーが多い美容師さんの情報から、「アレがいいらしい」とか「コレはダメ!」など、ブリーチの良し悪しについての情報を見かけます。
ですが大事なのはあなたのお客様に合うかどうか。
- 10〜20代の派手髪の女性が多いサロンに必要なブリーチ
- 大人の女性が多いサロンに必要なブリーチ
多くのサロンが後者です。
あっさりなラーメン屋さんとコッテリなラーメン屋さんに必要な材料が違うのと同じように、SNSの情報に惑わされないよう自分の軸を持ちましょう。
まとめ
ブリーチの効果的な選び方は、あなたのお客様を見ること。
- 通常のブリーチでOKか?
- 早く明るくなるブリーチも必要か?
もし困ったら、通常のもので充分です。
クリームでもパウダーでもあなたの好きな方で大丈夫です!
お客様視点での薬剤選びを大事にしましょう。
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