4万回以上ヘアカラーをお客様に提案してきて思うのですが、
ヘアカラーに明確な希望がある方は
意外と少ない!
好奇心でヘアカラーを楽しめる10〜20代のお客様より、30代以上の大人の女性が多いサロンではそうではありませんか?
女性の本音キャッチマスター育成人!カラーリスト加邉です。
大人の女性は、髪色の失敗に敏感。だから。
「前回と同じで!」
そうなりがちですが、
お客様の本音は本当にそうなのでしょうか?
お客様の『本音』を聞けたら、目指すゴールはハッキリします。
お客様と美容師の目指すゴールが
一緒かどうか?
当たり前だけどものすご〜く大事なコトだと思いませんか?
この記事では、
お客様とのイメージのズレを
なくしてほしい!
写真のように極端な失敗例だけではないのです!
ズレていることに気がつけたら、お客様に提案できる幅がグンと広がりますよ!
NGを聞いて本音にアプローチしよう
お客様の本音に近づくコツは、
髪色のNG項目を確認する
です。
「この髪色にしたい!」とハッキリ希望がない女性も、極端ですが金髪にされては出勤できずに困りますよね。
例えば写真の髪色のお客様に「今より明るくしませんか?」そう提案したら、
「明るい髪色はちょっと・・」
と言っていたとします。実はこれだけでも幾つかお客様の本音が見えてきます。
- 明るい髪色は傷んで見えるからイヤ
- 明るいとギャルっぽく見える気がしてイヤ
- 派手な印象に見られたくないからイヤ
お客様は明るい髪色の何がイヤ?
「そんなの聞いてもよく分かんないよ!」と思う人もいるかもですが、考えてお客様と一緒に共有する”きっかけ”にはなると思いませんか?
実際のお客様でこんなケースがありました。
ヘアカラーのカウンセリングで「職場で髪が明るいねと同僚に言われたので、暗くしたいんです。」と、お客様と話していたんです。
「わかりました!暗くしましょう!」
でもOKな気がしますが、実はNG。
「明るい髪色がイヤなのですか?」と聞くと、「明るい髪色は好きなんです。」とのこと。
「でも髪色が明るいと同僚にいちいち
言われるのが面倒なんです。」
コレが今回のお客様の本音に近づけたポイント!
なので明るさはキープして、アッシュ系の雰囲気の髪色にしました。
本音を聞かずに暗くしていたら、同僚に言われないけど本人の希望とはズレちゃいますよね。
それって、
悩みを一個解決して、一個増やしてます
それは悲しい!!
白髪を染めたい!と言ったら黒くなってしまって、重たい印象になってしまって気になる・・と言う悩みのお客様も新規の方では多くいらっしゃいます。
お客様とのイメージのズレをなくして、本音に応えるヘアカラーの第一歩目は、
お客様のNG項目を確認して共有する!
今からすぐできることではないでしょうか。
お客様は気持ちを分かってくれる美容師さん・美容室に通いたいと思うんです。
ぜひチャレンジしてくださいね(^_−)−☆
いつもより寄り添った言葉で提案しよう!
上手く希望が言えないお客様にも、寄り添った言葉で提案してみませんか?
だってボクも、美容室に行っても希望なんて上手く言えなかったもの・・笑
でもきっかけを作ることで、お客様と一緒のゴールを目指す感覚に気がつけると思うんです。
ゴールがハッキリすると、よりお客様のための提案ができませんか?
よりお客様のための提案で希望通り仕上がったら、リピートしてくれる確率は上がりますよね。
心が通ってるところには、失客も離職も少なくなるよな〜あなたもそう思いませんか?
お客様が言いがちな「前回と同じで!」に隠れている本音を見つけましょう。
そう気がつくと、いつもと同じカラーを繰り返していることに疑問がでるはず(^_−)−☆
ぜひあなたのサロンでも、まずはカウンセリングでいつも同じことを無意識に言っていないかをチェックしてくださいね!
気がつけたあなたは、変われる人ですよ。
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