『黄みを飛ばす』が寒色インナーカラーの失敗しない秘訣!
インナーカラーでグレー系やシルバー系の髪色にしたかったけど、黄色が残って思ったより残ってしまった・・
「いつも思ったより色が入らない・・」
そう感じているあなたへ、カンタンにできるインナーカラーの『調整』の秘訣。
コレをしないからあなたの寒色系インナーカラーは失敗する!
詳しく解説していきます!
ブリーチ後の一手間が重要!
結論からお話ししますとブリーチ後の『黄みを飛ばすトナー』が重要。
なぜか!?というと、この一手間をしていないから、仕上がりに黄色が残るのです。
おすすめの薬剤はMT8をOX3%
黄みが目立たなくなりました。
ボクは営業では色の入りが早く発色のいいミルボンアディクシーの9GP(グレイパール)をよく使います。
黄みが飛んでくすみ感が出たら流して軽くシャンプーし、お席でメインのカラーに入ります。
全頭ブリーチの場合にも有効ですが、トナーだとムラになりやすいのでお席での塗布がオススメです。
仕上がりのズレの原因
なぜこの手順が必要か?と言いますと、あなたのインナーカラーをしたときの『思ったより黄色っぽく仕上がる』原因が、
ブリーチしたアンダーレベルの黄色に色を使われ
イメージ通り発色しません
イメージで言うと、こんな感じ。
上がトナーなし、下がトナーをしてベースを作ってカラーしたイメージです。
仕上がりがガラッと違いますよね!
こうすることで、例えば淡いラベンダーっぽい色や透けるような髪色が可能になります。
もちろんブリーチのベースのアンダーが最重要ですが、しっかりイメージ通りに色が入るコツですので、ぜひお試しくださいね。
まとめ
インナーカラーの『思ったより色が入らなかった問題』の原因は、
ブリーチ後に黄みを飛ばしていないから
ちなみに暖色を濃く出したいのであれば、トナーで赤系を入れると◎です。
*でも暖色は塩基性のカラーを使えば色はしっかり出ます。ボクはデミのトレニージョを愛用してます。
美容師側が「思ったより・・」と思っていたら、お客様はもっと「思ったより・・」と感じているはず。
でも思ったのと違う!と
お客様は言えません
言えずにスっと失客してしまうのはお互い悲しい。
仕上がりのイメージを共有した通りに、グッとキレイに仕上げちゃいましょう!
あなたを応援しています。
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