信頼・提案の幅を2倍に変える!お客様がOKか確認するカウンセリング術
ヘアカラーが仕上がってお客様に感想を聞いたら、
「う〜んもうちょっと
明るい方がよかったかな・・」
「最近そう言われたんですよね〜」と、言っているスタッフはあなたのサロンにいませんか?
これは要注意サイン!
だって仕上がりが
イメージと違うのはクレームと同じです。
あなたのサロンのスタッフは、お客様とカラーのカウンセリングの際に
カラーの仕上がりを具体的に
確認していますか?
もしかして口頭だけの確認だけではないですか?
お付き合いの長いお客様・新規のお客様どちらでも、
必ず写真・画像での確認を
ボクはオススメします
確認とはお客様からOKをいただくこと。つまりGoサインをもらうこと。
「そこまで必要!?」「面倒だな〜」と思ってしまう人にこそお伝えしたいのは、どんなことも【気にしないタイプのお客様】と【気にするタイプのお客様】がいるということ。
あなたのサロンのカウンセリング術を変えて、どちらのタイプのお客様にも伝わるカラーができたら!
提案の幅が2倍に変わり、結果信頼・売上も2倍に変わります。
みんなイメージする髪色が違って当然!
ヘアカラーの雰囲気・イメージの感覚は、
お客様全員が違います
感覚なので、数値化して表現できないのです。
『料理の大さじ○杯』など具体的な表現ができれば確実ですが、仮にできてもワクワクしないカラーになりそうでつまんないですよね。笑
例えばピンク系のカラーリングと言っても、くすんだ今っぽいピンクをイメージする人もいれば、ビジュアル系のような派手なピンクをイメージする人もいます。
だから!確認できて伝わるヘアカラーで
なければNGです
確認の仕方にもコツがあります。
気にする・気にしないのどちらのタイプのお客様のどちらにも、伝わるカウンセリングが必要です。
と言うのも、お客様のことを【分かっているつもり】がキケンだよな・・とヒヤっとした経験がボクには何度もあるから!
20代の女性のお客様が「透明感のあるアッシュ系」にしたい!と、ご希望された時のこと。
ボクの仕上がりイメージは、
「こんな感じかな?」と、外人風のかなりくすみ感が強いイメージ。
ですが確認すると、
N系が入ったような自然な仕上がりがご希望!これはかなり雰囲気が違いますよね。
”ボクの透明感”と”お客様の透明感”
とでは違うのです。
目立たないフォーマルな服装をしたかったのに個性的な服を”無理やり”着せられたらあなたは嬉しいですか?
確認がないために、Opusには他店のカラーを直すリペアカラーのお客様が毎日のようにご来店されています。
お客様の声を聞いていると、アッシュ系にする際の濃さのイメージの違いの失敗が一番多いです。
*あなたも寒色のくすみが強くなりすぎて、黒っぽく仕上がってしまった経験はありませんか?
論外ですが、その後の髪がどうなるか?を説明・確認せずにブリーチをしてしまうケースも・・
「このお客様はこんな雰囲気が好きだよな」
と、自然な思い込みが強くなりがちな、お付き合いの長いお客様の場合に特にです。
実は今日は変えたかったのに変えてくれなかった!と、
お客様の気持ちの変化に
気がつけないことも。
だからお客様に確実なイメージを伝えるために、
☑︎イメージを確認しよう!
特にアッシュ系は要注意!
実際に見て、どんな雰囲気かは確認が必要です。
いつも同じご希望のお客様も、実はちょっと雰囲気を変えたい気分かもしれません。
いつもと違う似合うカラーがあるのであれば、今日は変えたい気分かもしれません。
この確認が、お客様からのOKをいただく大事なポイント!
☑︎自分のイメージの幅も整理しておこう!
イメージを自分の中で整理しやすいよう、スタッフによってはマップにしておくことも有効です。
*マップにお客様を当てはめすぎて押し付けないようにも注意しましょう。
「こんなイメージであってますか?」と、必ず確認することを忘れずに(^_−)−☆
お客様の不安をキャッチしよう!
お客様の「思ったイメージと違う・・」の声には、
「勝手に決めないでよ!」
と、『怒り』の中に『悲しみ』も混じっています。
ぜひあなたのサロンのお客様の”気持ちの変化”に気がつけるよう意識・トレーニングをして、
確認してOKをもらいましょう!
OKをもらわず進めることは、例えば「あの子は自分のことが好きなはずだ!」と勝手に思い込んでいるストーカーのようなもの。
それでは伝わりませんよね。
確認がなくても大丈夫なお客様がいらっしゃる反面、
「伝わってる?大丈夫かな・・?』
そう不安を感じている女性も多いです。
最悪なパターンは、不安が的中 ➡︎ 気にならない髪色 ➡︎ 友人にも「変だ」と言われたら、あなたの美容室にはもう行かないでしょう。
確認してほしいお客様が実は多いかも!
そうスタッフの視点に気にかけてあげることができたら、今の2倍の人数の方の気持ちに応えられるサロンに変わります。
カウンセリングのパターンを定期的に変えることが大事です(^_−)−☆
ぜひチャレンジしてみてくださいね。
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