脱白髪染めハイライトの仕上げを『2分間パープル』で時短!
あなたのサロンは紫シャンプーを営業で使っていますか?
お客様のホームケアとしてももちろん、営業中のヘアカラーの特に脱白髪染めハイライトに効果的!
黄色く見せないようにするのはもちろんなのですが・・
僕の使い方はちょっと違います。
脱白髪染めハイライトをする際は、2パターンのやり方があります。
- ハイライトを入れて、そのまま周りを全体カラーする
- ハイライトを入れて、シャンプー後に全体をカラーする
今回紹介する
『2分パープル』
は、
ハイライトを入れてそのまま周りを全体カラーする!
この時の『時短』と『仕上がりクオリティのUP』に役立つ!
ぜひあなたのサロンワークで『2分パープル』を試して欲しいのです。
オススメのポイントを3つ!解説します。
①紫シャンプーの特性とは!?
紫は黄色を消してくれる補色。
なのでブリーチした髪・黄ばんだ白髪に使うのが一般的です。
ここで前提として覚えておいて欲しいことが2つあります。
紫シャンプーは
- 泡立つとシャンプーとしての特徴が強くなる
- 泡立つ前は『色み』としての特徴が強くなる
です。
ざっくり言うと
『泡立てない方が色がしっかり入る』のです。
なのでこの2分間パープルは、フツーに色が入るシャンプーとしての使い方はしません。
この特徴を前提に解説していいきますね!
②特徴を活かして乳化で活躍!
ハイライトをして周りをワンメイクして、シャンプー台でホイルを外した時の状態。
2分パープルの手順はカンタン!
- ホイルのブリーチをシャワーで軽く流す
- 紫シャンプーを塗布
- 2分間乳化する(お湯は少なめに)
コレだけ。
紫シャンプー塗布後
全体カラーの薬剤の油分でシャンプーは泡立ちません!
なので色が入る特徴がグン!とでます。
2分パープルの効果は、
カンタンにくすみすぎないトナーができること!
全体に比べてハイライトはブリーチを使っているので明るいですよね。
このまま乳化をしてもハイライト部分に色は入ります。
ですが『くすみすぎる可能性が高い』です。
理由はハイライト部分にメラニン色素が少ないから!思ったよりアッシュになったり緑っぽく失敗した経験もあるのではないでしょうか?
そこで!
紫シャンプーを乳化で使うと『追いバイオレット』の役割をしてくれます。
*トーンダウンで大事な『追いバイオレット』についてはこちらをご覧ください
一度丁寧に流して、タオルドライして丁寧にトナーするのも大事です。
ですが、時間がかかる内容ではハイライト自体が面倒になりませんか・・?
そうならないための、
- 時短で
- カンタンで
- 失敗しない
ハイライトへの色の調整方が2分パープルです。
③40代以上の大人の女性に◎
グレイカラーのお客様に特に提供して欲しい方法です。
と言うのも「美容室でゆっくり過ごしたい」という方は多いですが、
「できれば短時間でいい感じにして欲しい」そう思っている方も多いです。
コロナ禍で特に滞在時間はシビアです。
そこでボクの場合はクイックカラーと2分パープルの組み合わせで白髪が目立たないハイライトをお客様に提案するケースが多いです。
技術の手の動きが早いのは当然ですが、薬剤の反応の時間を最低限にすることで時間単価もUPします。
*クイックカラーは短時間で色がはいり色もちもいいのです!
いい感じの仕上がりになれば、さらにお客様からの信頼も上がります。
使い方はあなたのお客様に合わせて欲しいのですが「おっ?」と感じた方はぜひチャレンジしてみてくださいね。
*サロンワークではフィヨーレのパープルシャンプーを愛用しています!
まとめ
ハイライトをしてそのまま全体をカラーするやり方の場合、
- ホイルを外して軽く流す
- 紫シャンプーを塗布
- 2分間乳化する
これで最短でキレイな脱白髪染めハイライトが完成します。
ただ新生部にかなり黒い白髪染めを使っている場合は2分乳化すると、ハイライトに色が入りすぎてしまいますので1分ほどがオススメ!
細かい技術はニガテだけど「コレならできるかも!」と言うのも大事です。
あなたのお客様があなたのヘアカラーをより喜んでくれるきっかけにしてください。
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