正しいヘアカラーの頻度(ペース)をお客様に伝えよう
「どれくらいに一回染めるのがいいの?」と、お客様に言われて困ることはないでしょうか。
「マメに来て欲しいけど・・」
「あんまり長く周期が開くと難しいんだよな・・・」
いろんな思いが交錯しますよね。
結論!
白髪のリタッチ・・頭皮ケアがあればいつでもOK
全体カラー・・1ヶ月半から2ヶ月に1回
です。
詳しくカンタンに解説します!
リタッチは条件付きでいつでもOK
根元はカラーをまだしていない髪なので、いつ染めてもOK。
ですが!
活性酸素を除去するケアが必ず必要!
*ゼロテクで頭皮につけない場合でも、シャンプーの時に頭皮につくので影響があるので注意です
■すぐわかる活性酸素のこと
カラーの薬剤を混ぜる時に『1剤のアルカリ』と『2剤の過酸化水素』が反応して、
悪玉活性酸素
になります。
これが髪と頭皮を『老化』させます。
つまり・・
- 髪が細くなる
- 白髪が増える
ということ。
ざっくりいうと、
カラーすると白髪が増える!
なので除去しないとNGです。
除去の方法は
- 酵素で落とす
- 水素で根こそぎ除去!
のどちらか。
詳しく知りたい方は、LINEで聞いてくださいね。
なので活性酸素の除去をするのであれば、根元はいつ染めてもOK!
全体カラーなら1ヶ月半〜2ヶ月!
この場合は、
1ヶ月半〜2ヶ月に1回
が正解。
*すぐ色落ちする派手なカラーの場合でなく一般的なワンメイクの場合
理由は1ヶ月半以降
カラーした色素がなくなってくるから
色がなくなってくると、髪がパサっと疲れて見えます。
髪が疲れて見えると・・
印象が疲れて老けてみえる!
なのでお客様には「1ヶ月半から2ヶ月に1回カラーしましょう」とハッキリ伝えます。
ちなみに毎回リタッチのお客様で、
- 表面だけ明るい
- 内側が暗い
そう明度差が出ている場合はリタッチではカラーできません。
ムラの状態を直す必要があり、髪がキレイには見えないから。
カウンセリングで説明し、全体をカラーしましょう。
必ず根元・毛先を塗り分けよう
「マメに染めて痛まない?」と言われたらあなたはどう答えますか?
自信を持って回答できるために、
- 根元(新生部)
- 毛先(既染部)
必ず塗り分けましょう。
低アルカリのカラーを在庫の関係で置けないのであれば、アルカリキャンセルのオキシがおすすめ!
まとめ
- 頭皮ケアをすれば根元を染めるのはいつでもOK
- 全体カラーは1ヶ月半〜2ヶ月以内
- 根元と毛先は必ず塗り分ける
美容師さんいうによっても判断は様々だと思いますが
「基準がイマイチ分からない!」
という方は参考にしてください!
大事なポイントはお客様に質問されても
自信を持って答えられること。
曖昧な返事でなく、明確な答えをプロとして伝えましょう!