美容師の「少々お待ちください」がNGな理由
「少々お待ちください」
美容室で使う機会は多いですよね!
- お席にご案内
- シャンプー台が空くまで
- カラー・パーマの放置時間
- スタイリストが仕上げにくるまで
あなたのサロンのアシスタントは、1日に10回以上言っているはずです。
ですがコレはNGです!
お客様にお待ちいただくのであれば、
- 具体的に何分待つのか?
- お待たせする理由
この2つを必ずお伝えしなければいけません。
「えっ?その説明いる?」そう感じる人もいるでしょう。
「面倒だな・・」そう感じる人も、いるでしょう。
この記事ではあなたが改めてお客様の視点になっていただき、部下の教育を見直すきっかけを提供します。
具体的に説明する理由
どうしてアシスタントの「少々お待ちください」がNGか?というと
お客様に伝わらない表現だからです。
例えば美容師なら
「ヘアカラーを塗り終わったら、大体15分暗い時間をおくよな・・」
そんな感覚がありますよね!もちろんボクもそうです。
でも!お客様は違います。
「なんか時間長いけど、大丈夫かな・・?」
そう感じている人も実は多いのです。
*スタッフと話していると15分はあっという間だけど、一人で待っているとすごく長く感じたりもするので状況にもよります
だから『何分待つのか?』『待っている理由は?』
お客様が不安にならないよう、アシスタントに説明できるように伝えて欲しいのです!
お客様の『言えない』不安
お客様は「長いな・・」そう不安・不満があっても言いません。
「そんな事を聞いたら悪いかな・・」と、察して欲しいのです。
でも、ほとんどの美容師はそれに気が付けません。
理由は美容師は待つ時間の目安が分かっているからです。
例えるとコロナの影響での緊急事態宣言です。
5月の上旬に「やっと終わるか?」と思ったら延長して解除は5月末でしたよね。
10キロ走ることになって、やっとの思いで走ったのに!
「ハイ10キロ追加です〜!」と言われるような感覚ありませんでしたか?
ヘアカラーの放置時間でさえ、どれくらい時間がかかるか分からないお客様からしたら同じコト。
あなたのサロンの部下が、悪気なくそんなコトをお客様にしているとしたらどうでしょうか。
「そうかも・・」と共感してくれた方は、ぜひお客様のためにこの記事のことを伝えて下さいね。
まとめ
丁寧に聞こえるけど伝わらない
「少々お待ちください」をやめましょう。
説明は誰が聞いてもわかるよう具体的に。
例
理由:ヘアカラーをしっかり定着させたいので
時間:15分おきますのでお待ちください。
徹底して伝え方を具体的にすると、お客様への伝わり方がガラッと変わります。
もちろんヘアカラーのカウンセリングも変わるので、それだけでお客様の安心に。
更には売上も上がります。
あなたの部下が日常に使っている表現は具体的ですか?
ぜひチェックしてお客様に安心を届けて下さい!
より詳しく聞きたい方はぜひZOOMの体験セミナーをご活用くださいね。
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