指導でイライラしない3つのコツ!伝わらないジレンマから抜け出しませんか?
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「自分はできるのにどうしてスタッフにはできないのか?」と、疑問で悩んでイライラしているオーナー・店長はいませんか?
できない理由は、インプットとアウトプットを同じにしているから。
ざっくり言うと・・
『教える』と『教わる』は全く違うスキルだということです。
例えばスタッフの採用と育成では必要なコトがちがいますよね。
全く違うのに混同しやすい!
あなたがイライラしないためのコツを3つ紹介します
①相手のレベルを把握する
教えるために必要なことは『相手のレベルを知る』コトが重要です。
というのも、新卒のスタッフにヘアカラーを教えるのと、10年目のスタイリストに教えるのでは、内容が違いますよね。
でも新卒のスタッフの中でもSNSでめちゃ勉強してきた『進みが早い人』と何もしていない『遅い人』もいます。
どちらに合わせるか?も大事ですが、スタッフごとに合わせればOKです。
そうすれば、あなたはイライラしなくなります。
産まれたばかりの赤ちゃんになんで歩けないんだ!とは思いませんよね。
相手のレベルがわかれば「ああココがまだ不明瞭なんだな」としか思わなくなります。
Point!→教える相手のレベルを確認しよう。
②適切に伝える
例えば幼稚園の年齢の子にカレーの作り方を教えるとします。
- 材料の名前
- 材料の切り方
- 使う調味料の説明
あとは火に気をつけたり包丁の扱い方までと、かなり細かくサポートが必要です。
でも多少料理の経験がある人には比較的手順のカンタンなカレーなら説明が必要ありませんよね。
美容室に置き換えると、ヘアカラーの薬剤を作り方を教える場合なら新卒のスタッフには
- 薬剤の名前
- 置いてある場所
- 間違えやすいオキシの種類
などから教える必要があります。
ですが中途のスタイリストであれば、使っているメーカーの把握だけでOKな場合もあるでしょう。
要は相手に合わせた目線の伝え方が重要。
「どうしてわかってくれないんだ!」とジレンマが人をイライラさせます。
Point!→相手に合わせて適切な伝え方を確認しよう
③フィードバックを活用しよう
「何回言ったら分かるんだ!」
と,思ったことはありませんか?
1回目は優しく教えられる。でも10回目になるとイライラする・・そんな経験があなたにもあるはずです。
ですがあなたの言ったことを、相手はびっくりするほど聞いていません。
必要なことだけ都合よくピックアップして聞いています。
「せっかく言っているのになんで?」
と思うかもですが、
あなたがスマホで見たYouTubeの動画の内容を覚えていないのと同じなのです。
だからこそ!確認が重要です。
分からせるための確認でなく「10個中いくつわかった?」というような具体的な聞き方がいいでしょう。
正直な話、10個話して3個伝わっていたら、超優秀です。
だから必ずフィードバックをもらうコト。
わかっていないポイントが明確になったら、①に戻り繰り返し。
注意点は『あなたが喜ぶようなフィードバック』は返ってきません。
好きな人全員と付き合えるわけではないのと一緒です。
一回では伝わらない前提なら・・イライラしないのではないでしょうか。
Point!→指導の精度をあげるフィードバックを活用!1回では伝わったら超ラッキー!
まとめ
イライラはあなたの『伝えたいのに伝わらない』ジレンマがある証拠。
もっとスムーズに効率よく指導したい!そう思うはずです。
ですが非効率的なことの繰り返しが、1番の効率のいい指導です。
ボクも散々イライラしてきました。
若い頃は怒鳴り散らしていました。
でも伝わらなくて、ひとり泣いていました。
- 後輩ひとりひとりの目線に合わせる
- 相手に合わせた伝え方にチャレンジする
- 「どうだった?」を必ず聞く
今でもボクがセミナーで今もチャレンジしていることです。
もしあなたが指導で伝わらず、毎日イライラして、一人になるとすごく悲しい気持ちで悩んでいたら・・
ボクにLINEで相談してください。
可能な範囲で一緒に考えてアドバイスします。
やり方がわかれば、大丈夫。応援していますよ。
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